診療案内 | 札幌市豊平区の婦人科・産婦人科 | 神田産科婦人科クリニック

診療案内Medical treatment

女性は男性に比べて一生涯で起きる身体の変化が大きいものです。
思春期に始まり性成熟期、更年期をへて老年期へと進んでいきます。
時期に応じて気にかけるべき病気やからだの状態が変わりますので、定期的にご自身の体調を知ることはとても大切です。
当院をご検討されている、あなたが健康でいきいきと過ごせるようにサポートいたします。
気になること、つらい症状がありましたらお気兼ねなくご相談ください。

診療時間

診療時間
9:00~12:00
13:30~17:00

※第2・第4土曜日と日曜・祝日は休診日となります。

※当院は分娩、中絶手術は取り扱っておりませんが、本人の希望の病院を紹介いたします。

※その他、相談の上他の医療機関の紹介が可能です。

※ご来院される方は、終了30分前までにご来院ください。

診療科目

産科

当院では、妊婦初期までの取り扱いとさせて頂きます。
エコーで胎児心拍が確認できた後は責任を持って検診医療機関へ紹介いたします。

婦人科

女性の生涯にわたる健康を、こころと身体の両面から診察する科目です。
月経の悩みから子宮・乳房・卵巣など女性特有の病気、壮年期以降に生じる更年期障害などそれぞれの時期によく見られる症状やからだの傾向に対して診療を進めます。ふだんの体調など気になることがありましたら、お気兼ねなくご相談くださいませ。

01更年期障害

更年期障害について

更年期とは45~55歳ごろの閉経前後の10年間を指します。
この時期はホルモンのバランスが崩れやすく、心身にさまざまな不調が表れやすくなります。
症状については個人差がありますので、各々の症状に合わせたお薬の処方、プラセンタ注射(保険診療)、漢方薬やサプリメントなどの治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。
代表的な更年期の症例は以下の通りです。

代表的な更年期の症例

費用について

02生理痛治療

生理痛治療について

生理痛治療には様々な方法があります。
代表的なものとして鎮痛剤・女性ホルモン剤・抗不安剤・漢方薬などがあります。
患者様の生活スタイル・生理痛の度合いに合わせて最適な治療法をおすすめさせていただきます。
女性ホルモン剤では、低用量ピルの他、保険適用となるLEPという薬もあります。

PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の治療も行っています。
低用量ピル・LEP・抗不安剤・利尿薬・漢方薬など、症状に応じて相談いたします。

生理不順について

01

月経周期の異常

月経周期が24日以内と短い場合を頻発月経、逆に39日以上と長い場合を稀発月経と言い、周期によって24日以内だったり39日以上だったりする不整周期の人もいます。
無排卵や、排卵後の黄体の働きが不十分な黄体機能不全などが原因と考えられます。

02

月経日数の異常

月経の日数が1日か2日しかない過短月経は、月経量が極端に少ない過小月経を伴います。子宮の発育が悪い場合、排卵のない無排卵周期や黄体機能不全などが原因として考えられます。
また、月経が8日以上続く場合を過長月経と言い、出血が2週間以上続く方もいます。子宮体がん、子宮筋腫、子宮内膜炎、子宮内膜ポリープなど出血を起こしやすい病気があると無排卵周期が原因になっている場合があります。

03

続発性無月経

毎月ある月経が3ヶ月以上月経がない場合を言います。
ストレスや過度なダイエット、過食や拒食などの食の乱れ、過度の運動などのために、脳の視床下部性無月経です。
この場合は治療に時間がかかるだけでなく、不妊の原因になることもありますので、心当たりのある方はご相談ください。

04

月経の間に出血や腹痛がある

月経と月経の間に2~3日少量の出血がある場合があります。
この症状を中間期出血と言い、排卵期に卵胞ホルモンの分泌が変動するために起こります。
多くの女性に見られる症状ですが、軽かったり重かったりと人それぞれです。

03漢方薬

漢方薬について

漢方薬は、中国から日本に渡り、数千年の年月を経ていろいろな体の異常に効果がある生薬を何種類も組み合わせて作られたものです。
体内のホルモンバランスが乱れると、自律神経がもつ調整機能を落とし、身体にさまざまな不調があらわれます。
漢方は、人がもともと持っている「自然治癒力」を高め、体の中の詰まりを取り除き、気・血・水の流れをサポートします。
どうぞお気軽にご相談ください。

当院で処方している
主な漢方薬

  • 当帰芍薬散

    足腰の冷え、むくみ、貧血や生理不順の方に

  • 加味逍遙散

    イライラなどがあり、のぼせ、多汗、頭痛、めまいなど更年期障害の方に

  • 桂枝茯苓丸

    顔がのぼせて足が冷える方、生理痛の方に

  • 防風通聖散

    足お腹の脂肪が多く、便秘がちの方に

  • 加味帰脾湯

    血色が悪い人の、貧血、不眠症、精神不安の方に

  • 苓桂朮甘湯

    体力がなく、めまい、ふらつき、のぼせ、動悸などがあって、尿量が減少している方に

  • 半夏厚朴湯

    体力が中程度の人の不安神経症、不安感などの方に

当院で処方している
主な漢方薬

  • 漢方薬の処方(保険診療):1カ月分

    1,000円~2,300円(保険診療です)

04性感染症

性感染症について

性感染症(STD)は、性行為が起因となって感染する病気のことです。
ほとんどのSTDは早期発見・早期治療によって治療できるものです。もし感染の可能性があり、少しでも不安を感じる場合にはすぐにでも診察を受けましょう。
性病検査は、おりもの検査と血液の検査です。結果は1~5日程度で判明します。

主な性感染症の症状

  • クラミジア・淋菌

    自覚症状は軽め・おりものが増加する・オーラルセックスでも感染

  • ヘルペス感染症

    外陰部に小さな水泡が発生・痛みや発熱症状を伴う

  • 尖圭コンジローマ

    性器やその周辺に発生・痛みはないイボ状の発疹

  • トリコモナス膣炎

    原虫による感染症、黄色のおりものが生じる・入浴、下着などを介して感染

05アンチエイジング

アンチエイジングについて

アンチエイジングは、老化を防ぎ若返りを促す治療です。一般的に、日々の生活習慣や食生活によって老化のスピードが変化するといわれております。
当院では、健康的な生活を送っていただけるようにアンチエイジング治療に力を入れています。
日々の生活習慣の見直しと、栄養をおぎなうことで若々しさを保つサポートをいたします。

プラセンタ療法について

プラセンタとは胎盤のことです。プラセンタには、若々しさを保つのに必要なビタミンやミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれています。
注射やサプリメントにより、新陳代謝を促進、自律神経やホルモンのバランス調整、免疫、抵抗力を高めるなど、様々な効果が期待されます。
当院では、更年期障害による諸症状の改善(保険診療)、美容効果を目的(自費診療)としたプラセンタ治療を行っています。お気軽にご相談ください。

プラセンタに関する特設専門サイトはこちら>

費用について

  • 皮下注射(保険診療)

    500円(再診)

  • 点滴(自費診療)※プラセンタとビタミン剤の点滴です。所要時間は約30分を予定しています。

    2,530円

  • 疲労回復注射(にんにく注射)※血管注射です。

    1,320円

  • プラセンタサプリメント JBPポーサイン100 100Cap※多数の学会・研究発表実績があり、様々な医学雑誌に掲載されました。医療機関でのみお買い求めいただけます。

    15,120円

  • H.G.H. SUPER7 12g×31袋※H.G.H. SUPER7 はすぐにお肌にふっくらとしたハリ、しっとりとしたツヤを感じます。

    9,720円

  • 大豆イソフラボン・エクオール:エクエル(28日分)※更年期障害をやわらげ、骨粗しょう症の予防と改善、皮膚や血管の健康を保つ働きがあります。

    4,320円

※税込価格となります。

06ピル・ホルモン錠剤

ピル(経口避妊薬)について

経口避妊薬(けいこう・ひにんやく)とも呼ばれている錠剤です。
もともと避妊のために開発されたものですが、現在では、女性のQOL(生活の質)を向上すると期待されており、避妊や生理周期の変更に効果があり、そのほか子宮内膜症や月経困難症の治療に使われております。
服用を中止すれば、1~2か月で通常の月経が再開し妊娠が可能になります。卵巣・卵の性質に影響を及ぼしません。
副作用が少ない低用量ピルを中心に扱っておりますので安心してご相談ください。

低用量ピル(経口避妊薬)

正しく飲んでいれば
ほぼ100%避妊効果があります。

  • トリキュラー錠21・28※アプリ会員の方は2,300円になります。アプリを提示してください。

    1シート2,500円

  • マーベロン21・28※アプリ会員の方は2,300円になります。アプリを提示してください。

    1シート2,500円

  • アンジュ28錠※アプリ会員の方は2,300円になります。アプリを提示してください。

    1シート2,500円

  • ファボワール錠21・28※アプリ会員の方は2,090円になります。アプリを提示してください。

    1シート2,200円

  • シンフェーズT28※アプリ会員の方は2,300円になります。アプリを提示してください。

    1シート2,500円

※税込価格となります。

アフターピル(緊急避妊薬)

避妊に失敗した場合、
72時間以内に飲む薬です。

  • 1回服用する薬(ノルレボのジェネリックです)

    8,800円

  • 2回服用する薬(ヤッペ法)

    5,000円

生理日の変更

生理を遅らせる場合は、生理の始まる予定の3~7日前からお薬を飲みます。
また、早めることもできますので、その場合はお早めにご相談ください。

生理痛の強い方
(月経困難症)

お腹が痛く、鎮痛剤が必要である場合は、月経困難症と言ってよいでしょう。
痛み止め(鎮痛剤)の服用や子宮内膜症用のピルもございますので症状に応じて処方していきます。

07子宮がん検診

子宮がん検診について

札幌市内では満20歳以上の、原則として偶数の年齢をむかえた(2年に1回ごと)方には助成されたあとの料金で検診を受けることができます。
子宮がんは「子宮頸部」と「子宮体」に発症しやすく、特に子宮頸がんは20代後半から40代にかけて多く見受けられます。ですが、がん細胞の変化は5~10年かかると言われており、早期発見が可能です。
早期発見のために、年に1回の検診がおすすめです。初期段階で発見できれば再発のリスクや治療が早く済むことにもつながります。近年では若い方にも子宮がんが増えつつありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

検診内容

費用について

-偶数の年齢(札幌市の助成があります)

  • 子宮頸部

    1,400円

  • 子宮頸部と内膜

    2,100円

-奇数の年齢

  • 子宮頸部

    3,500円

  • 子宮頸部と内膜

    5,100円

※検査の内容によっては、料金が変動する場合がありますのでご了承ください。なお検査の結果は当院アプリでも確認することができます。